30代女性・「顎関節症」

豊島区在住、30代女性・アルバイト(立ち仕事)の方の「顎関節症」の症例です。

「主訴」

数年前から左の顎が痛くなり、歯医者に行ってみてもらったが歯には問題がないといわれた。ここ数日は1日中左の顎が痛くて困っている。特に食事中に強く出るので、右の歯で柔らかいものしか食べられなくなった。よく当院の前を通っていて気になっていたのでインターネットをみたら、顎関節症にいいと書いてあったので来院された。口を大きく開けるのもつらい。人と話をするのも嫌になってきた…。

「痛みの原因と当院の診断」

顔の右側の筋肉(咀嚼筋そしゃくきん=咬む筋肉)に比べて左側の咀嚼筋がとても固まっている。この患者さんは普段からものを食べるときに左側で咬む癖があると思われる。左側にいつも負担をかけているため、使い過ぎにより左の咀嚼筋が固まってしまい、顎の筋肉にトリガーポイントができてしまって痛みが発生しているようである。咀嚼筋はかなり深部の筋肉なので治療は難しいが、芳接骨院は得意としています。

「初診時の治療と生活習慣アドバイス」

顎の骨の内側の筋肉(外側からは触れない筋肉)にトリガーポイント治療をして筋肉の緊張を緩めた。しばらくは硬い食べ物は控えてなるべく口内に負担をかけないように指導する。4~5回の治療で痛みは落ち着いてくると思われる。

「初診時の患者さんの状態と感想」

まだ口の中の筋肉が固まっている感じは残っていますが、来た時よりはずっと楽になりました。

「2回目の治療と感想」

前回同様の治療を行い、咬む筋肉のトリガーポイントは消失した。(院長)
咬むとまだ痛みはありますが、前回の治療の時よりも軽くなった感じがしています。(患者)

「3回目の治療」

顔の表面の筋肉は触診してもトリガーポイントは消失していたので、さらに治療効果を出すために口腔内の触診をし、咬む筋肉のさらに内側にある「内側翼突筋(ないそくよくとつきん)」にトリガーポイントを発見しトリガーポイント治療を行った。

「3回目の治療後の感想」

今、咬んでもほとんど痛みが出ません!なんだか治る気がしてきました!

「4回目の治療」

前回の治療後から1週間ぐらいはとても調子が良かったそうで、今回は顔の表面から内側翼突筋のストレッチを行った。今日の治療でほとんど顎関節症は完治でしょう。今後は食べる時の咬む癖を治すことに注意しましょう。半年に1度くらいは芳接骨院に診せに来てもらえるといいでしょう。

「4回目の治療後の患者さんの感想」

今日は治療中も痛みがほとんどでませんでした。今、痛みは全くありません。今日から硬い食べ物を食べるようにしてみます。大きく口が開けられいるので歯磨きをするもの苦痛ではなくなってきました。治ったから大好きな焼肉も食べれるかと思うと嬉しいです。ありがとうございました!鬱にもなりかけていた感じがするのですが「治るよ!」と言ってくださった先生のお話がとてもわかりやすくて親切だったので好感がもてました。これからも定期的に通わせてもらいます。治療してもらったからか、肩こりやも目の疲れもとれたような感じがしています。相乗効果でしょうか…!!嬉しいです。

「顎関節症の患者さんに院長からアドバイス」

顎関節症で悩んでいる患者さんは、皆さんだいたい同じ側で咬むことが多いので、左右バランスよく咬むようにしましょう!
顎関節症は芳接骨院が得意としていますのでお気軽にご相談ください!